土地を売却する前に測量は必要?知らないと損する基礎知識
- 下地土地建物調査士事務所
- 3月15日
- 読了時間: 2分

土地の売却を考える際に、見落としがちなのが「測量」の重要性です。境界や面積が曖昧なままでは、買主とのトラブルや価格の減額につながる可能性があります。
1. 測量をしていないと起こるリスク
① 買主の不安につながる 境界がはっきりしていない土地は、買主にとって大きな不安材料となります。契約がスムーズに進まないこともあります。
② 売買価格に影響する 登記簿上の面積と実測の面積にズレがある場合、価格交渉の材料にされることがあります。場合によっては大幅な値下げを求められることも。
③ 隣地とのトラブル発生 売却後に隣地との境界でもめると、買主との信頼関係にも影響します。境界が不明なままの売却は避けるべきです。
2. 売却前に行うべき測量の種類
① 境界確定測量 隣地所有者との立ち会いを含む正式な測量です。境界を明確にし、売却後のトラブル防止に役立ちます。
② 現況測量 売却に向けた準備段階で、現状を把握するために行われる測量です。敷地の形状や使用状況の確認に役立ちます。
3. 測量後の登記とその効果
測量の結果に応じて、登記簿上の面積を修正する「地積更正登記」や、不要な筆をまとめる「土地合筆登記」などを行うと、土地の資産価値が明確になります。
4. まとめ
土地を安心・確実に売却するためには、事前の測量が不可欠です。測量を行うことで、買主にとっても安心できる条件を整えることができ、スムーズな取引につながります。
測量についてのご相談は、下地土地家屋調査士事務所までお気軽にご連絡ください。
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